メタリック糸(金糸・銀糸)の糸切れ対策

高級感ある仕上がりのために、扱い方のコツをマスターしましょう

1. 摩擦によるダメージを防ぐ

メタリック糸は、芯糸の周りに極薄の蒸着フィルムをらせん状に巻いたデリケートな構造です。高速で縫うと、その摩擦熱でフィルムが剥がれたり切れたりすることがあります。

【対策】ミシンの速度を落とす 通常の刺繍よりもゆっくり縫うことで摩擦熱が抑えられ、糸切れが劇的に軽減されます。

2. 糸の「よじれ(スナール)」を解消する

コーンから糸が引き出される際、強い「ねじれ」が生じることがあります。これがガイドに引っかかると、瞬間的な負荷でプツンと切れてしまいます。

【対策】便利グッズとセッティングの工夫
  • 「スナール防止アタッチメント」や「糸崩れ防止ネット」を活用する。
  • ネットを被せて適度なテンションをかける。
  • ミシンと糸の距離を離し、糸が「まっすぐ上」に引き出されるように糸道を作る。

3. 針穴との摩擦を減らす

一般的な針穴では、メタリック糸に対して狭すぎることがあります。無理に通るとフィルムが削られ、トラブルの原因になります。

【対策】適切な針号数を選ぶ

糸の太さに合った刺繍針を使うのが大前提です。もし糸切れが頻発する場合は、普段よりワンサイズ太い針号数を一度試してみてください。


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